![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3Z0QSO+7K348I+3TA8+6BEQ9)
前回
レンズでの集光が再現されていることは確認できた。屈折が正しく再現されているか次に定量的に確認してみる。
三角定規でなじみのある30度、60度、90度の直角三角柱を作成。屈折率は1.45。
![](https://qol-qow-lab.com/wp-content/uploads/2024/02/image-51-1024x584.png)
スネルの法則に基づくと、媒質の屈折率がわかれば、入射角と出射角の関係が求まる。
![](https://qol-qow-lab.com/wp-content/uploads/2024/02/image-52.png)
上図の中の媒質の屈折率が1.45の場合、θ=46.5°、θ’=16.5°となる。
Blenderでシミュレーションした結果が以下。
![](https://qol-qow-lab.com/wp-content/uploads/2024/02/30-60-90-1024x576.png)
![](https://qol-qow-lab.com/wp-content/uploads/2024/02/image-53.png)
若干目算も入るが、θ’=16.6°となった。理論値が16.5°なので、ほぼほぼ再現できていることがわかる。
媒質の屈折率を1.8に変更してみる。
理論値では、θ’=34.2°
シミュレーション結果は以下。
![](https://qol-qow-lab.com/wp-content/uploads/2024/02/image-54.png)
θ’=34.1°となり、これも理論値(34.2°)とほぼ一致。
ということで、LuxCoreRenderにおいて、少なくとも単純な屈折は理論通りに再現されていることが確認できた。