【Blender】光線解析について調べてみた Part1

3DCG

Blenderで光線解析はできるのか

最近Blenderに興味を持ち始めていろいろ触り始めている中で、光学系のシミュレーションってどの程度できるものなのか気になったので、Blenderを実際に触りながら調べてみた。

イメージ的にはBlenderはリアルなCGを作れるので、光線光学(波動光学ではなくて)くらいであれば、シミュレーションできるのではないかと思っている。

具体的には、レンズを用いた集光くらいはなんとなくのイメージは表現できると考えている。

Cyclesで試す

とりあえず、Blenderのレンダーの中でも、GPUを用いたものでメジャーなCyclesを使って試してみる。

設定としては、ほぼ平行な光を出すスポット光源を用意。

赤色の壁に向かって照射する。

左側の光源と、壁の間に障害物を置くと当然、遮光される。

半分だけ遮光すれば、半分だけ壁に照射される。

次に、障害物のマテリアルの『伝搬』と『粗さ』を『0』にして、完全に透過する物体にしてみる。

すると、なぜか光が壁にも照射されていないし、障害物にも表れてこない。

障害物の向こう側の床と壁は見えているので、透明な物体として認識されてはいるはず。

なのに、光源の光がどこかに消えてしまった。。。

試しに、鏡面の障害物を作って、反射光が青色の壁に照射されるように配置してみたが、こちらもうまく光源が表現されない。

鏡面反射して壁は見えるのに、光源の光は反射してくれない。。。

どうにもこの辺り、癖がありそうな気配。。。

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