なぜ据え置きマイクなのか
一般的にweb会議の時には、PC備え付けのマイクやヘッドセットを使うことが多いと思います。
ただ、PC備え付けのマイクでは音質が悪かったり、うまく声を拾ってくれなかったりという経験をされた方は多いのではないでしょうか。
また、ヘッドセットを長時間つけていて耳が痛くなったという経験をした方も多いのではないでしょうか。周りに人がいる環境では、会議内容が漏れることを防ぐためにヘッドセットを使うことは避けられないと思います。
しかしながら、昨今在宅ワークが増えている中で、仕事部屋を整えている方も多いのではないでしょうか。自分一人しかいない環境で耳を痛くしながらヘッドセットを使い続けるのが苦痛と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方々にこそ、据え置きマイクをオススメしたいのです。
「据え置きマイクだとノイズを拾ってしまうのでは?」「スピーカーを使うとハウリングするのでは?」などの不安を感じている方もいるかと思いますが、昨今のマイクやweb会議ソフトの性能は上がっていますので、基本的にそのような心配は不要ですので少しでもweb会議環境を改善したいという方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
筆者の個人的な経験も含めつつ、『web会議にオススメ』な据え置きマイクを3つ紹介したいと思います。
オススメマイク3選
ソニー ECM-PC60
価格 | 2,000円前後 |
接続方式 | 3極ミニプラグ |
据え置きマイクを使ってみたいけど、安く抑えたいという方にオススメなのがこの『ソニー ECM-PC60』です。
この商品よりも価格だけでは安い商品は他にも多いのですが、web会議となると、ある程度安定してしっかり音を拾う性能が必要になります。そのweb会議に不自由なく使えるという意味ではこの商品が最安クラスと言えます。
ソニー ECM-PCV80U
価格 | 4,000円前後 |
接続方式 | 3極ミニプラグ、USB |
またしてもソニーの商品になってしましますが、こちらは『ソニー ECM-PC60』よりも、音質もよくしっかりと声を拾ってくれるので非常に快適にweb会議を行うことができます。
また、USB接続も可能なアダプタが付属していますので、基本的に接続できないPCはないというところも重要なポイントとなります。
マランツ MPM1000U
価格 | 7,000円前後 |
接続方式 | USB |
有名な動画配信者の方々も使っているメーカーである『マランツ』。そのマランツから出ている『MPM1000U』はweb会議のマイクとして使う場合の最高クラスではないでしょうか。
当然マイク単体の性能としては、もっと高額のもので優れたものはたくさんあるのですが、正直これ以上の音質になったとしても、web会議のソフトウェアの関係上あまり恩恵を受けることがないと考えられます。要するにこれ以上の性能のマイクはweb会議にはオーバースペックと考えてよいと思われます。
音質もさることながら、実際に使用していて良いと感じるのは、集音の指向性です。
web会議での通話において困ることの一つに、周囲の騒音があります。どれだけマイクの音質が良くても、騒音を拾ってしまうと聞いている側としては聞きづらくなってしまいます。
この困りごとに対して、『MPM1000U』は集音の指向性を持つため、向きさえ正しく使えていれば、周囲に騒音があっても自分の声を集中して拾ってくれます。この点は、web会議という使用用途ではかなり重要な要素になると考えられます。
ただし、この商品単品ですと設置が困難ですので、マイクスタンドは別途購入する必要がありますが、アーム型のマイクスタンドは非常に使い勝手が良いので、セットでの購入をオススメします。