デスク下や壁面の散乱したネットワーク機器を堅牢に隠蔽・施錠管理するEIAラック
テレワーク環境や小規模オフィスにおいて、スイッチングハブや光回線終端装置(ONU)、ルーター、小型NASなどのネットワーク機器は、デスクの足元や部屋の隅に直置きされがちでした。無防備な機器類はホコリによるショートリスクや熱暴走を招き、足や掃除機の接触によるケーブル抜けトラブルの原因となっていました。サンワサプライが発売した『CP-HBシリーズ』は、業界標準のEIA規格19インチマウントに対応した堅牢スチール製HUB収納キャビネットです。デスク下への床置きと壁面設置の2WAYに対応し、乱雑な通信機器とACアダプターをスマートに一括集約します。

現行小型19インチHUB収納キャビネットスペック比較表
| 項目 | サンワサプライ CP-HBシリーズ | 日東工業 THDシリーズ(壁掛け型) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年10月19日 | 2025年〜2026年現行販売モデル |
| マウント規格・サイズ | EIA規格19インチ(2U / 3U、全6サイズ展開) | EIA規格19インチ(1U〜4U展開) |
| 動作確認窓 | 前面アクリル窓装備(扉を開けずにランプ視認) | スチールソリッド扉(窓なし) |
| 設置バリエーション | デスク下床置き(転倒バー付) / 壁面設置 2WAY | 壁面設置専用 |
| 放熱機構 | 全周放熱スリット + 上面放熱ファン搭載可能(別売) | 通気ルーバー(自然換気) |
| メンテナンス性 | 前面・側面・支柱の全パーツ着脱可能構造 | 前面扉開閉のみ |
| 配線用開口部 | 上面・底面・背面の3方向ケーブル口装備 | 底面配線口中心 |
| 標準価格 (税込) | 75,900円〜93,280円 | 約45,000円〜70,000円 |
ステータス視認アクリル窓と三方向ケーブル口がもたらす施工性
本キャビネットの構造設計における最大の利点は、前面にクリアなアクリル窓を設けている点です。通信トラブル発生時も扉を解錠して開けることなく、内部のハブやルーターのリンクLEDインジケーターの状態を一目で確認できます。外装には傷や汚れが目立ちにくい上品なサテン塗装(ライトグレー)を施し、オフィスの壁面やデスク下にしっくり馴染みます。

また、熱がこもりやすい密閉課題に対しては、側面に多数の放熱スリットを配置し、天面には別売の強制排気ファンを取り付けられるスペースを用意。前面パネル、側面パネル、19インチマウント支柱のすべてを工具で取り外せるため、狭いデスク下でもストレスなく配線作業を行えます。上面・底面・背面の3方向ケーブル口と鍵付き2点ロックにより、安全性と配線の美しさを両立させています。


代替モデル:壁面固定専用でシンプルな構造を求める方向けの選択肢
床置きは一切行わず、最初から壁面へ強固にアンカー固定し、窓なしの完全遮蔽スチール扉で運用したい場合は、通信設備大手の定番『日東工業 THDシリーズ』が適しています。
一方で、デスク下にスマートに設置できる転倒防止バーが付属し、アクリル窓で機器の稼働を常時見守りながら、左右両開きへの組み換えにも対応する柔軟性を重視する場合は、サンワサプライの『CP-HBシリーズ』が最も実用的です。
デスク下から配線ノイズを一掃するネットワーク美学
キャビネット内にすべての通信ハブと過剰なケーブル長を封じ込めることで、デスク下の床面が完全にクリアになります。ロボット掃除機の進入も容易になり、ホコリによる火災リスクを排除した清潔で安全なプロのワークスペースが完成します。

