【AIで子育てサポート】第1回:NotebookLMの子育て活用を考えてみる

子育て×AI

筆者は、2026年4月に一児の父になる予定です。 初めての子どもということもあり、何から始めればよいか右往左往しているのが正直なところです。

いろいろな本や動画を見たりしているものの、ふと「あれってどういうことだっけ?」というような疑問に駆られ、その都度Web検索をしている今日この頃です。しかし、Web検索では思った情報にすぐにアクセスできないこともあり、また、今後は子どもの特徴に応じて最適な対応が異なっていくことを考えると、不安でいっぱいです。

「世の中の子育ての先輩方は、本当にすごいな」と尊敬する一方、自分なりに、どうにかして少しでも負担を減らせないかというのも考えています。

一方、筆者は普段、AIを活用したプロダクト開発に携わっていることもあり、以前からNotebookLMの存在を知っており、何か自分の趣味や生活に活用できないかと考えていました。そこで、この技術を子育てに活用できないかと、ふと思い立ちました。

実際にどれだけうまく活用できるのかはまだ未知数ですが、少しずつ進めていこうというのが本連載の趣旨になります。

子育てに対する不安

妻の妊娠を知ってから、「何かしなければ」とは思うものの、何をすればよいのかいまいち鮮明に見えずモヤモヤが続く日々を過ごしていました。

育児書を読み、ネットを検索し、自治体から配られた分厚い資料に目を通す。 でも、情報はバラバラ。SNSには主観的な意見が溢れ、調べれば調べるほど「我が家の正解」が分からなくなる。

そんな筆者が、一つの解決策として導入したのがGoogleのAIツール『NotebookLM』でした。

なぜ「普通のAI」ではなくNotebookLMなのか

これまでもChatGPTなどのAIは使ってきましたが、育児に使うには一つ大きな不安がありました。それは『情報の根拠(ソース)がどこにあるか分からない』ということ。

大切な家族のことだから、ネットのどこかにあった誰かの意見ではなく、『自分たちが信頼すると決めた資料』だけをベースに考えたい。

NotebookLMの最大の特徴は、『自分がアップロードした資料だけを元に回答してくれる』こと。

  • 妻が信頼している育児本
  • 出産する病院からもらった入院のしおり
  • 自治体の育児支援ガイド
  • 会社の育休規定

これらを「ソース」として読み込ませることで、世界に一つだけの、我が家専用のAIナレッジベースが出来上がるのです。

NotebookLMで解決したい「3つの壁」

今回の連載を通して、筆者はNotebookLMを使って以下の3つの壁を突破しようと考えています。

① 「制度」の壁

育休の手続き、給付金、自治体の助成金……。「いつまでに、どこに、何を」出せばいいのか。複雑な制度をすべてAIに把握させ、リマインダー代わりになってもらいます。

② 「身体」の壁

産後の妻の体は、全治2ヶ月の重傷と同じ状態だと言われます。また、妊娠中も、妻自身からの言葉がなくても先回りしてサポートをしていきたいと考えています。

医学的な根拠に基づいた資料などをソースに入れ、「今の時期、妻に絶対させてはいけないこと」や「見えにくい困りごと」をAIに厳しくリマインドしてもらおうと思います。

③ 「判断」の壁

深夜に赤ちゃんが泣き止まない時、慌てて検索するのではなく、あらかじめ読み込ませた育児書のメソッドから「今、まず試すべき3つのこと」を数秒で引き出せるように、といった、『判断の加速』を目指そうと思います。

「指示待ちパパ」からの脱却を目指して

筆者がこのツールを導入した一番の目的は、効率化ではありません。 『妻に判断を仰がなくても、自分で調べて動ける父親』になりたいからです。

「これどうすればいい?」と聞かれたとき、NotebookLMを活用して、即座に答えられる。あるいは、聞かれる前に「資料によれば、明日はこれが必要だね」と準備ができる。

AIを使いこなすことは、家族を守るための新しい武器を持つこと。 4月の出産まで残りわずか。この「育児の副操縦士(コ・パイロット)」をどこまで賢く育てられるか、実践記録をここにつづっていこうと思います。

同じように「父親として何ができるか」と模索している方のヒントになれば幸いです。

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