毎日のデスクワークで、『夕方になると首や肩が鉛のように重い』『ノートPCの画面位置が低すぎて姿勢が悪くなる』といったお悩みをお持ちではありませんか?
昨今のハイブリッドワークにおいて、ノートパソコンスタンドはもはや『あったら便利な道具』ではなく、『健康を守る必須アイテム』です。
しかし、Amazonなどで検索すると、無数の似たような金属製スタンドが出てきて、「どれを選べばいいか分からない」「結局、安物買いの銭失いになりそう」と迷ってしまう方も多いはずです。
そこで今回ご紹介するのが、日本の老舗文具メーカー・キングジム(KING JIM)が手掛けるノートPCスタンド(NPS)シリーズです。

なぜ、ファイルやテプラで有名なキングジムがPCスタンドなのか?
結論から言うと、『文具メーカーだからこそ実現できた、”持ち運び”と”機能性”の完璧なバランス』がそこにあるからです。
本記事では、公式スペックやリアルなユーザーの声を基に、現行モデル(NPS10, NPS30, NPS15)を徹底解剖します。あなたにとっての「正解」を一緒に見つけましょう。
目次
なぜ今、キングジムの「Npcst」なのか?
キングジムの製品開発には、長年オフィス環境を見つめてきた『文具屋のDNA』が流れています。
単にPCを持ち上げるだけでなく、『カバンの中での収まりの良さ』や『デスク上の整理整頓』まで計算されている点が、他社のPC周辺機器メーカーとは一線を画します。
特に注目すべきは、以下の3つのモデル展開です。それぞれの特徴を深掘りしていきましょう。
【NPS30】 モバイル派の革命児。「手のひらサイズ」への変形
「カフェや出張先でも、いつもの快適なタイピング環境が欲しい」。そんなノマドワーカーの悲願を叶えるのが、最新モデルのNPS30です。

強み
圧倒的な携帯性この製品の最大のハイライトは、その変形機構にあります。
展開時は15.6インチまでのPCを支える頼もしいスタンドですが、折りたたむとなんと幅44×奥行127×高さ21mmという驚異的なコンパクトさを実現します。これは大きめの眼鏡ケースやペンケースよりも小さく、ガジェットポーチの隙間にスッと忍ばせることができます。
重量も約190gと、スマホ1台分程度。荷物を1gでも軽くしたいミニマリストには最適解と言えるでしょう。
弱み
設置の手間極限までコンパクトにするため、展開・収納には数ステップの変形が必要です。
ワンアクションで開閉できる据え置き型に比べると、会議のたびに移動するようなシーンではわずかな手間を感じるかもしれません。
【NPS10】 安定とコスパの黄金比。スタンダードの完成形
「主に自宅やオフィスで使うけれど、たまに会議室へ移動する」という方に最適なのが、スタンダードモデルのNPS10です。

強み
抜群の安定感アルミニウム合金とシリコンを採用したボディは約560g。
あえて適度な重量を持たせることで、タイピング時の「揺れ」を抑制しています。
ユーザーレビューでも「安定していて入力しやすい」「ペンでメモしても安定している」といった声が多く、PCだけでなくタブレットでのイラスト作成や手書き入力にも適しています。
角度は24°〜38°の5段階調整が可能。自分に合った高さを見つけやすく、肩こり軽減に直結します。
弱み
持ち運びには少々重い560gという重さは、500mlペットボトル一本分以上。毎日の通勤カバンに入れるには、少し覚悟がいる重さです。
【NPS15】 デスクトップ化する怪物。プロ仕様のZ型構造
「自宅のデスクをコックピットにしたい」「スタンディングワークを取り入れたい」というハイエンドユーザー向けなのがNPS15です。

強み
Z型のダブルヒンジ構造により、PCをデスクから最大約40cmまで持ち上げることができます。
これにより、外付けモニターとPC画面を全く同じ高さに並べたり、簡易的なスタンディングデスクとして使用したりすることが可能です。視線が完全に正面を向くため、首への負担は劇的に軽減されます。
弱み
完全なる据え置き前提で重量は約1.7kg。もはや持ち運ぶものではありません。
また、ヒンジの硬さを調整するためにレンチが必要となるなど、一度決めた場所で使い続けるための「機材」という側面が強いです。
徹底比較:あなたに合うのはどのモデル?
ここで、3つのモデルをスペックと利用シーンで比較してみましょう。
| 比較項目 | NPS30 (モバイル特化) ![]() | NPS10 (バランス型) ![]() | NPS15 (据え置きプロ) ![]() |
| 価格 (税抜) | ¥3,800程度 | ¥3,850程度 | ¥8,500程度 |
| 重量 | 約190g (超軽量) | 約560g | 約1.7kg |
| 対応サイズ | 11〜15.6インチ | 10〜17インチ | 11〜17インチ |
| 高さ調整 | 6段階 | 5段階 (角度) | 無段階 (最大40cm) |
| 折りたたみ | 手のひらサイズ | B5ノートサイズ(薄型) | 板状 (厚みあり) |
| 主な素材 | アルミ/TPU | アルミ/シリコン | アルミ/スチール |
| 推奨ユーザー | 移動が多い営業・ノマド | 在宅・オフィス兼務 | 固定席・腰痛持ち |
※価格やスペックは公式情報に基づきます。
ユーザーの声から見る「リアルな評判」
ネット上のレビューや市場の反応を分析すると、NPSシリーズに対する信頼の高さが伺えます。
「安定性」への評価
特にNPS10に関して、「壊れにくい」「とても安定している」という声が目立ちます。安価なプラスチック製スタンドでありがちな「タイピング中のガタつき」がないことは、集中力を維持する上で極めて重要です。
「キングジム」という安心感
Amazonには安価なノーブランド品が溢れていますが、「知っているメーカーだから買った」という層が一定数います。作りがしっかりしており、購入後のサポートも期待できる点が、ビジネスパーソンの背中を押しているようです。
注意点
NPS15のような高機能モデルは、ヒンジが非常に硬く設計されています(重いPCを支えるため)。力の弱い方は、角度調整に少し苦労する可能性がある点には留意が必要です。
結論:あなたにとっての「正解」はこれだ
以上の調査から、私の推奨する選び方は以下の通りです。
- 「毎日カフェやコワーキングスペースで仕事をする」あなたへ迷わず【NPS30】を選んでください。約190gという軽さと、ガジェットポーチに収まるサイズ感は、移動のストレスを劇的に減らしてくれます。「荷物は増やしたくないけど、首の痛みは減らしたい」という矛盾する願いを叶える唯一の選択肢です。
- 「家でも会社でも、しっかり腰を据えて作業したい」あなたへ【NPS10】がベストバイです。3,850円という価格で、高級感のあるアルミボディと確実な安定性が手に入ります。17インチの大型PCまで対応しているので、将来PCを買い替えても使い続けられる汎用性の高さも魅力です。
- 「デスク環境構築に妥協したくない」あなたへ【NPS15】一択です。PC画面を目線の高さまで上げることで、姿勢が矯正され、長時間の作業でも疲れにくくなります。外付けキーボードやマウスと組み合わせて、最強のデスクトップ環境を構築してください。
最後に
たかがスタンド、されどスタンド。
PCスタンドは、あなたの健康と生産性に直結する投資です。文具メーカーとしての「使いやすさ」へのこだわりが詰まったキングジムのNPSシリーズで、快適なデスクワークを手に入れてみてはいかがでしょうか。



