
今回、デル・アンバサダープログラムにて、実売50万円を超える最上位構成の『Dell Pro 13 Premium』をお借りすることができました。本連載では、最新のインテル® Core™ Ultra 7 268V(シリーズ2)を搭載したこのモンスターAI PCを、元・機構設計エンジニアの視点も交えて徹底解剖していきます。第1回は、その美しい外観と、細部に宿る実用的な『機構設計』に迫ります。
目次
基本スペック
今回、貸与いただけたPCのスペックは以下。
| プロセッサー | インテルCore Ultra 7 268V, vPro |
| OS | Windows 11 Pro Copilot+PC |
| メモリ | 32 GB LPDDR5x |
| ストレージ | 512GB, M.2 2230, PCIe Gen4 NVMe, SSD |
| グラフィックス | 内蔵インテル Arc グラフィックス |
| ディスプレイ | 13.3インチ, タッチ, Gorilla Glass, QHD+ |
| 本体重量(実測) | 1.17kg |
Dell Pro 13 Premiumの中でも上位グレードに当たるものです。
(Dellのオンラインストアで確認すると、実売で50万円を超えていました💦)
外観
では、外観の方を見ていきます。
閉じた状態
上面
カラーリングとしては、暗めのガンメタといった感じです。個人的にすごく好みです。
(使用者からするとロゴが反転してしまうのはしょうがないですね)

正面
正面に見えるスライド機構は、開閉用ではなく、ウェブカメラの物理的な遮光用です。

右側面
右側面には順番に、
- USB 3.2 Gen1 Type-A
- USB Type-C Thunderbolt 4
- くさび形ロックスロット(セキュリティ用)
が配置されています。
くさび型ロックスロットがある点が、ザ・ビジネス向けって感じがします。

左側面
左側面には、順番に、
- HDMI 2.1
- USB Type-C Thunderbolt 4
- グローバル・ヘッドセット・ジャック
が配置されています。

背面
PCを開いたときにキーボード面に角度がつくように、

厚み比較
iPhone17 Proとの厚み比較です。参考程度に。

裏面:あえてネジを隠さない合理的な美学
ファンの排気口は裏面に配置されています。
ネジは特に隠されてはおらず、むき出しです。裏面なので、個人的には特に気にならないですが、気にする人は気にするんだろうなぁとも。(とはいえ、機構設計出身の身からすると、隠すのも大変なんだよなぁ、というのはよくわかります)

開いた状態
正面
非常にスッキリとした見た目で、かなり好みです。無駄な凹凸がないことでシンプルさを生んでいるように感じます。

上面
キーボードのバックスペース右上の□キーが電源ボタンです。

背面

開閉機構:元設計者が測る「1.5°の傾斜」と排気設計の裏側
開閉
PCを開いたときに、若干キーボード面に勾配がつくようになっています。

大体1.5°程度の傾斜がキーボード面につくようになっていました。
打鍵のしやすさというよりも、背面の排気口のスペースを空ける意味合いの方が強いのかもしれないです。

ポート
ポートの配置に関してです。

ビジネス向けということで、HDMIが搭載されています。
仕事でノートPCをつかっていらっしゃる方であれば、共感いただける方も多いと思いますが、今はまだ会議の場などでHDMIの端子がなくてはならないので、これは非常にうれしいところです。(将来的ににはUSB-Cに統一かもしれませんが…)
また、充電ポートにもなるUSB-Cのポートが両側にある部分も個人的にかなり良いと感じました。というのは、充電ポートが片側にしかない場合、PCを使用する場所によっては、ポートがコンセント側から逆の向きになりケーブルを遠回しして這わさないといけなかったりして、結構面倒なことが多いからです。
フリーアドレスのオフィスやカフェの席など、コンセントが左右どちらにあってもケーブルを無理に這わす必要がありません。これだけで外出先のデスクの上が劇的にスッキリし、作業への集中力(QOW)が変わります。
実際、私は、せっかく家のデスクにドックを配置して、充電からマルチモニター使用までUSB-Cだけを差せばPCの切り替えが可能にしてあるのに、仕事用PCとプライベート用PCで充電用のUSB-Cポートが左右反対側についており、配線が綺麗に収まらなかったりしています…。
ですので、両側にUSB-Cポート(Thunderbolt4対応)があるのは非常に良いと思います。(すべてのノートPCもそうしてほしい…。)
キーボード
キーボードの各キーの表面は平らかと思っていたのですが、絶妙にくぼんでおり、それが打鍵のしやすさにつながっていました。このおかげで、思っていたよりもタイプミスをしにくかったです。
すっきりとした見た目と、実用性の絶妙なバランスをとっています。

まとめ
まずは、外観周りのレビューでした。デザインのシンプルさと実用性が両立できているような絶妙なバランスのPCに感じました。
次回は実際に使ってみて、マシンパワーなどを見ていきたいと思います。
